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好き嫌い

今日で中間試験の終わった息子。
昨日は夜中の2時過ぎまで頑張っていました。
さぁ、明日からまたサッカーの日々です。

「試験、終わったね」「うん(ニコ)」
たったこれだけの会話で、親子の共感があります。

本気でも、冗談でも、自分から発する信号には
それを直接・間接に受け取る受信者がいます。
インターネットコミュニケーションが普及して
ますます発信情報がもつ影響力は大きくなっているように思います。

僕ら家庭外保育を担うもの、驕りは禁物です。
どんな正論も、共感がなければ力を発揮しません。
日々のストロークを、ほんの少しプラスに意識するだけで
周囲はみるみる輝きを増すに違いありません。
変えるのは周囲ではなく、自分自身のほんの少しの意識です。





(1)ストロークの定義
・定義;相手の存在や価値を認めるような様々な刺激のことをストロークという。
・辞書的な意味は,「なでる,さする」という愛撫的な意味である。
 
(2)ストロークを与えたり,もらったりする手段
・ストロークを与えたり,もらったりする手段に次の三つのことがある。
 ①スキンシップによる;子どもを抱きしめる,握手をする,肩を抱くなど
 ②言語による;あいさつをする,話しかける,褒める,励ますなど。
 ③非言語による;うなづく,見つめる,傾聴するなど。
 
(3)ストロークの内容
・肯定的ストローク - 否定的ストローク
・条件付きストローク - 無条件ストローク
*上段と下段のストロークが組み合わさる。例~試験に合格したら,すごいと思うなぁ。(条件付きの肯定的ストローク)
 
(4)ストロークの法則
・「人はプラスのストロークを求めるものである。しかしながら,それが得られない時には,マイナスのストロークを求めてしまう。」 例~お母さんに褒められたいと思っている子どもが,それがかなわないとなると,叱られるようなことをする。マイナスのストロークを挑発するような行動をとることが多い。ストロークがないよりはあった方がいい。「僕のことをかまってよ」というサインでもある。
・「人は条件付きのストロークを与えられ続けると,自分自身は真のストロークを受けるに値しない人間であると感じるようになってしまう。」 例~いつでも,他人の評価や価値観に左右される人間
・「ストロークは銀行と同じ。相手に与えてばかりいると,そのうち『預金』が底をついてしまう。」
 
(5)メンタルヘルスに生かす『ストロークプラン』
 日常生活において,十分なストロークを得て,より豊かな人間関係を作るためには,次のような「ストロークプラン」を立てるとよい。肯定的ストロークをお互いに交換しあい,自分自身のストロークが赤字にならないようにするためのキーポイントは次の点である。
 
①与えるべきストロークがあれば,惜しみなく周りに与えよう!!;身近な人に三つの手段を使って惜しみなく。(上司,夫や妻,友だちにたっぷりと)
 
②欲しいストロークは要求しよう!!;FC(自由な子どもの心)を使って,明るく,楽しく要求するようなプランづくりをしよう。身近な人の名前を書き出し,その人から欲しいストロークを紙に書き出してみてもいい。例~「来週の水曜日は私たちの結婚記念日ね」,「この服,似合うかしら」など。
 
③欲しいと思っているストロークが来たら,喜んで受け取ろう!!;謙遜の美徳よりも,欧米人のように素直に「ありがとう」と言えばよい。「とてもうれしいです」と素直に受ければよい。
 
④欲しくないストロークが来たら上手に断ろう!!;「服のセンス悪いね」,「あなたは何の取り柄もないね」と言われたら,「そう思うのね」,「なるほど,そうかもね。どうすればいいかしら」と,A(大人の心)で冷静に受け止め,中立的な立場を崩さなければよい。
 
⑤ストロークが不足したら,自分で自分にストロークを与えよう!!;鏡に向かって自分を褒めればよい。何かで失敗した時,「あの時には上手にやれたじゃない。だから,次は大丈夫」と言ってやればよい。
by no1kenpa | 2005-05-11 20:48


子育て、ちょっとヘコムこと、イライラすることだってありますよ。でも我が子に会えた「幸せ」さえ感じていれば、優しい自分に戻れるから。普通の現役パパを反面教師に、転ばぬ先の家族の杖にしてね。 


by no1kenpa

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